第4章 操作方法
4-2. メイン・ウインドウ

4-2-2. Device メニュー


S-BUS Device Configuration

S-BUS デバイス設定画面
S-BUS デバイスの設定画面(グラフィックモード)

ルーティングスイッチャーシステムの S-BUS に接続されている機器の設定を行います。

この操作窓では、システムへの機器の追加、削除および各機器の Properties の設定、 ポーリングの ON/OFF などが操作可能です。

グラフィックモードの場合、一覧表示(左側窓)の機器をドラッグして右側の窓へ ドロップする事により、機器を追加できます。

リストモードでは、所望の S-BUS ID へ直接ドロップしたり、 リスト上でドラッグ&ドロップすることによって ID を移動させることができます。

グラフィックモードとリストモードの切り換えは、 ツールバー左端のボタンをクリックすることにより行います。

右側の窓に表示された機器は、機器のアイコンを、右クリックすることにより、 ポップアップメニューが表示され Properties, Polling の ON/OFF 等の設定が可能です。

-例- [1次局のBKPF-R70Aのアイコンを右クリックする]

ポップアップメニューが表示されるので、"Properties..." にカーソルを合わせて左クリックすると、 デバイスの設定画面(下図)が表示されます。


必要に応じて、項目を編集してください。
なお、デバイスにより設定項目に違いがあります。
デバイスに固有の設定は、"4-3. デバイスの設定" を参照して下さい。

※ Windows NT と Windows 2000 での制限事項
S-BUS 接続の場合、 最低 32 局以上の2次局に対して ポーリングをオンにする必要があります。

2次局の登録が 32 局以下の場合、適当な ID のポーリングをいくつか ON にして、ポ−リング ID 数の合計を最低 32 以上にしてください。


左側ウインドウの "Layer" タブを表示させ、 そこに表示されるデバイス名をクリックして選択すると、 1次局とその直下の2次局から成る S-BUS システム上位層と、BZR-IF310 の様な S-BUS 拡張装置とその直下のデバイスから成る S-BUS システム下位層とを、 右側ウインドウ上で切り換えて表示させることができます。

ボタンアイコン一覧

表示モード
グラフィックモード/リストモードの表示モード切り換え。

デバイスチェック (ALL)
1次局直下の全2次局の自動検出、電源断チェック。

デバイスチェック
指定デバイスの自動検出、電源断チェック。
この機能は、S-BUS接続時のみ有効です。

ポーリングテーブル受信
ポーリングテーブルを1次局から読み込む。

ポーリングテーブル送信
ポーリングテーブルを1次局へ送る。

設定データ受信(ALL)
設定データを全デバイスから読み込む。

設定データ送信(ALL)
設定データを全デバイスへ送る。

設定データ受信
設定データを指定のデバイスから読み込む。

設定データ送信
設定データを指定のデバイスへ送る。

ロケーション設定
機器の物理的配置(マトリクス)を設定。
このボタンをクリックすると下記のウインドウが表示され、 デバイスの物理的な配置を設定することができます。

プロパティ
選択した機器の属性を編集。

削除
選択した機器をS-BUS接続から削除する。

リロード
設定の再読み込み。

終了
処理の終了。

Routing Switcher Location Setup ウインドウ (ロケーション設定)

デバイスのアイコンをドラッグ&ドロップする事により、 ルーティングスイッチャーをマトリクス上の任意の位置に配置できます。
また右クリックによるカット&ペーストも可能です。

デバイスのロケーション設定画面
デバイスのロケーション設定画面

ボタンアイコン一覧

ロケーションデータ受信
ロケーションデータを全ルーティングスイッチャーから読み込む。

ロケーションデータ送信
ロケーションデータを全ルーティングスイッチャーへ送る。

拡大表示
マトリクスビューの領域を拡大表示。

縮小表示
マトリクスビューの領域を縮小表示。

リロード
設定の再読み込み。

終了
処理の終了。

Display Level
表示するレベルの指定。