第4章 操作方法
4-2. メイン・ウインドウ

4-2-5. Tools メニュー


Control Grid

指定されたレベルのクロスポイントのステータス情報を表示します。



Level ダイアログ
クロスポイント表示/TAKE のレベル指定、およびステータス表示タブ表示の ON (表示)/OFF (非表示)を切り換えます。

クロスポイント表示で "ALL" を選択した場合、 クロスポイントの表示はテキストモードに切り換わります。

Take ダイアログ
Take ダイアログを表示します。



ダイアログからクロスポイントを選択してTAKEすることが出来ます。

プロテクト
グリッド上でマウスの左クリックにより選択したクロスポイントに、 プロテクトをかけます。

Take
マウスの左クリックでクロスポイントを選択した後、ボタンをクリックすると、 クロスポイントを Take できます。

Setup ダイアログの Miscellaneous タブにある "Take Control""Double Click" を選択している場合、 クロスポイントを直接ダブルクリックすることでも Take できます。

終了
Control Grid を終了します。

Interval Status Sense
ここをチェックすると、周期的にクロスポイントステータスを読み込みます。
RS-232C 接続時のみ有効です。

クロスポイントステータス読み込み
クロスポイントのステータスを読み込みます。


Prototypes for Panels

コントロールパネル用のテンプレート(ひな形)を作成することが出来ます。
Buttons、Available Destinations、Selectable Sources、 Routes の作成、編集、削除が出来ます。

画面の共通ボタン(全設定で有効)
OK ボタン:
設定を有効にして終了します。
Cancel ボタン:
設定を無効にして終了します。
Apply ボタン:
設定を有効にします。(操作は継続)


Buttons タブ



"Add Prototype" ボタンをクリックする事により、 新規のテンプレートを作成できます。

Add Prototype をクリック
Prototypes に新しい番号と仮の Description が追加されます。
追加された Description をクリックする事により、 テキストを変更出来ます。

Delete Prototype をクリックすると、 選択されているプロトタイプを削除出来ます。

ボタンへ信号(ソース、ディスティネーション、 ファントム)を割り当て
信号を割り当てたいボタンのボックスをクリックしてから、 右側のリスト(ソース、ディスティネーション、 ファントム)から信号を選択します。 (リストの信号、またはファントム名称をダブルクリックする)

上記操作を繰り返す事により、 各ボタンに必要な信号を割り当てることが出来ます。


Available Destinations タブ



"Add Prototype" ボタンをクリックする事により、 新規のテンプレートを作成できます。

Destination の番号1から Setup ダイアログの Virtual Matrix で指定された Destination Size の範囲を一組のテンプレートとします。

Add Prototype をクリック
Prototypes に新しい番号と仮の Description が追加されます。
追加された Description をクリックする事により、 テキストを変更出来ます。

Delete Prototype をクリックすると、 選択されているプロトタイプを削除出来ます。

Available Destinations リストの各番号の左側にある チェックボックスをクリックすることにより、その番号の Destination の Available/Not Available を切り換えます。

画面右側の Available チェックボックスは、リストから複数の Destination を選択した場合、選択した領域の全 Destination の Available/Not Available を切り換えることが出来ます。

リストから複数の Destination を選択する方法
連続した領域を選択する場合、選択したい領域の最初の Destination を左クリックした後、選択したい領域の最後の Destination までカーソルを移動させ、Shift キーを押したまま左クリックします。

連続していない場合、最初の Destination を左クリックで選択後、 次に選択したい Destination にカーソルを移動し、Ctrl キーを押しながら 左クリック、以降同様に、Ctrl キーを押しながら左クリックする事により、 必要な Destination を選択できます。

上記操作を繰り返す事により、必要な Available Destination を設定することが出来ます。


Selectable Sources タブ



"Add Prototype" ボタンをクリックする事により、 新規のテンプレートを作成できます。

Add Prototype をクリック
Prototypes に新しい番号と仮の Description が追加されます。
追加された Description をクリックする事により、 テキストを変更出来ます。

Delete Prototype をクリックすると、 選択されているプロトタイプを削除出来ます。

Source および Destination の選択
画面右側の Source、Destination リストから端子名称領域を選択して Drag し、Selectable リストへ Drop する事が出来ます。

Selectable Source リストから項目を削除する場合
Selectable Source リストから、削除したい項目を選択(左クリック)し、 Delete Selectable Sources ボタンを左クリックします。

上記操作を繰り返す事により、 必要なテンプレートを作成することが出来ます。

Create Available Destination ボタン
Prototypes リストで選択されたテンプレートの Selectable Sources リストに含まれる Distnation の端子名称を ON (Available)、その他を OFF (Not Available)にした Available Destination を自動的に生成し、 Available Destination タブの Prototypes リストに追加します。

Create Description Name Group ボタン
Prototypes リストで選択されたテンプレートの Selectable Sources リストに含まれる端子名称を含む Description Name Group を自動的に生成し、Terminal Name Configuration ウインドウにおける Description Name Groups タブの Groups リストに追加します。


Routes タブ



"Add Prototype" ボタンをクリックする事により、 新規のテンプレートを作成できます。

Add Prototype をクリック
Prototypes に新しい番号と仮の Description が追加されます。
追加された Description をクリックする事により、 テキストを変更出来ます。

Delete Prototype をクリックすると、 選択されているプロトタイプを削除出来ます。

Route Destination、Source および Destination の選択
Routes リストから番号を選択し、Route Destination、Source、Destination の各項目をクリックすると、端子名称の選択リストが表示されるので、 ここから選択します。

Level の項目は、ダブルクリックにより ON/OFF が切り換わります。

右側の Srce/Dest/Level リストから Drag & Drop による端子名称の指定も可能です。

上記操作を繰り返す事により、必要な Route 機能を設定することが出来ます。


UMD Strings

UMD String Configuration

UMD String を最大 200 個まで登録・編集できます。
BKS-R3280 または BKS-R3281 が存在しない場合は操作できません。

Send To Panel:
コントロールパネルへ UMD String を送信します。

Brightness:
輝度の切り換え。

Left LED:
左 LED の OFF、または発光色を切り換えます。

Right LED:
右 LED の OFF、または発光色を切り換えます。

Reload:
UMD String 設定の再読み込み。

Exit:
処理の終了。


Password Setup

新規にユーザを登録することにより、ユーザ名とパスワードによる BZR-2000 での操作可能な項目を制限する事が出来ます。

複数のユーザが BZR-2000 を操作する場合、 セキュリティを確保する事が出来ます。

インストール直後の起動時は管理者(Administrator)として、 BZR-2000 のすべての設定を変更可能です。

ユーザを新規に登録した場合、その後の BZR-2000 起動時、 または "Logoff" をクリックした場合に、Logon ダイアログボックスが 表示され、以後 BZR-2000 のユーザを管理する事ができます。

Password Setup

初期状態では、Administrator、Guest のみが登録されています。

Users リストに表示されているユーザ名を選択すると、以下の操作が可能になります。

Add:
新規のユーザを登録することが出来ます。

Copy:
選択したユーザの登録情報をコピーして、 新規のユーザを登録することが出来ます。

Delete:
ユーザ登録を削除することが出来ます。

Modify:
ユーザ登録情報を変更することが出来ます。

Password Setup

User:
ユーザ名を入力します。

Description:
ユーザに対するコメント等を入力します。

Password:
パスワードを入力します。

Confirm Password:
タイプミス等の確認の為に、Password に入力した文字列をもう一度入力します。

Prototypes グループボックス:
Name Groups、Available Destinations、Selectable Sources の各リストの チェックボックスをチェックして、 ユーザに利用を許可することができます。
(チェック無しで不許可)

Permitted Functions リスト:
登録したユーザに対して、操作可能な機能を制限する事ができます。
各項目のチェックボックスについて、チェックが無い場合、 ユーザは該当する機能を操作することができません。



Datebase Operations

Datebase Operations

BZR-2000 のデータベースのコピー、削除等を操作することが出来ます。
Current Folder:
使用するデータベースを選択します。
"New" ボタン:
全てデフォルトデータで埋められた、新しいデータベースの組を作ります。
"Duplicate" ボタン:
Database Listで選択されたデータベースの複製を作ります。
"Copy From" ボタン:
データベースの複写元を指定します。
"Copy To" ボタン:
データベースの複写先を指定します。
"Import" ボタン:
端子名称に関する情報と、 BZR-20 によりバックアップされたデータを取り込みます。
端子名称に関する情報は、CSV(カンマ区切り:Comma Separated Values) 形式のファイルです。
Type 名、Level 名、Source/Destination の Type+Number 名称/Description 名称が記述されている必要があります。
但し、Type+Number 名称/Description 名称は一部の端子だけでも構いません。
書式は、後述の Export 操作によって出力されるものと同じです。
BZR-20 によりバックアップされたデータファイルで Import 可能なものは、 下表の通りです。

ファイル名対象データ
SBUS_STD.DAUS-BUS Table データ
SBUS_NME.DAU Description Name (Source & Destination) データ
SBUS_GPH.DAUGlobal Phantom データ
SBUS_INH.DAUInhibit Table データ
SBUS_LVG.DAU Physical Assignment データ
SBUS_TLN.DAUTie Line データ
SBUS_SGP.DAU Source Assignment データ

Import Menu Import ボタンをクリックすることにより、右の様なメニューが現われ、 どちらを Import するかを選択することができます。
1次局 Location データ、2次局データ、および BZR-IF310 の下位層デバイス(3次局)のデータは、Import できません。
"Export" ボタン:
端子名称に関する情報、または登録されているデバイス一覧を、 CSV 形式のファイルへ出力します。
CSV 形式は、Microsoft Excel など多くの表計算ソフトでサポートされている、 汎用的なデータフォーマットです。
"Delete" ボタン:
リスト上で選択されたデータベースを削除します。
Current Folder で選択されているデータベースは削除できません。
"From Device" ボタン:
1次局の全設定データを、BZR-2000 へ取り込みます。
"To Device" ボタン:
1次局の全設定データを、BZR-2000 から送り込みます。
New Database:
From Device 操作時に、 運用中のデータとは別の新しいデータベースへ取り込みます。
From Device に対してのみ有効です。
Include Secondaries:
2次局を From Device/To Device の対象として含めるか否かを指定します。
From Device/To Device いずれでも有効です。


View Log

ログを確認することができます。
S-BUS 接続時のみ操作可能です。

View Log

メニューの "History" 画面で、ログファイルを選択できます。

Log History


Terminal

Setup ダイアログ、Miscellaneous (その他の諸設定)タブの "Terminal Emulator" で指定されたプログラムを起動します。