第4章 操作方法
4-2. メイン・ウインドウ

4-2-3. System メニュー


Terminal Name Configuration

Terminal Name Configuration

"Type" タブ
端子名称に使用するタイプ名称の編集を行います。
最大4文字まで入力でき、Properties で対応するアイコンが選択できます。

"Level" タブ
レベル名称の編集を行います。
各レベルの名称を最大8または16レベルまで設定できます。
(例:レベル1は "VID"、レベル2は "AUD" などのように設定する)

"Source" タブ、"Destination" タブ
端子名称の編集を行います。
Type + Number は、"タイプ名称(最大4文字) " + 番号(3桁)で表現されます。
Description Name は、任意の英数字を16文字まで設定可能です。

Properties において、端子専用のアイコンへ変更できます。
また、Secret(Source)、Level(Destination)の設定も可能です。

Property ダイアログボックスは、各項目のダブルクリック、または右クリック メニューからの選択により表示することができます。

"Description Name Groups" タブ
Description Name Group の編集と送信を行います。
詳細は、後述の「Description Name Group タブの操作」をご覧ください。

設定データ受信:
設定データを1次局から読み込む。

設定データ送信:
設定データを1次局へ送る。

編集:
選択した端子名称の編集。

削除:
選択した端子名称を削除。

リロード:
設定の再読み込み。

終了:
処理の終了。


Description Name Group タブの操作

S-BUS 接続時の表示 S-BUS 接続時

Serial I/F(RS-232C)、Network 接続時の表示 Serial/Network 接続時

"Add Group" ボタン
新規のグループを作成します。
クリックすると、Groups に新しい No. と仮の Description が追加されます。
追加された Description をクリックすると、テキストを変更できます。

"Delete Group" ボタン
選択されているグループを削除します。

信号の追加:
画面右側の Source Selection または Destination Selection リストから信号を選択(マウスカーソルを移動して左クリック)し、 "<<Add" ボタンをクリックすると、 選択された信号が、画面中央の Source Selected または Destination Selected リストに追加されます。

信号の削除:
画面中央の Source Selected または Destination Selected リストから信号を選択(マウスカーソルを移動して左クリック)し、 "Delete>>" ボタンをクリックすると、 選択された信号が削除され、画面右側の Source Selection または Destination Selection リストに追加されます。

信号の追加・削除操作を繰り返すことにより、必要な Description Name Group を作成します。

Description Name Group の送受信:

* Serial I/F (RS-232C)、Network 接続時
On Line 状態の場合のみ有効です。
1グループのみ、全コントロールパネルへ送信できます。
  1. Groups リストから、送信したいグループを選択します。
  2. "To Secondaries" ボタンをクリックします。

* S-BUS 接続時 (送受信)
On Line 状態の場合のみ有効です。
受信:
1次局からのみデータを受信することができます。
  1. "From Primary" をクリックします。
    Groups リストの No. 1〜8 へ受信し、 以前存在した No. 1〜8 へ上書きされます。
送信:
1次局への送信
  1. "To Primary" をクリックします。
    Groups リストの No. 1〜8 が1次局へ送信されます。
コントロールパネル/UMD への送信
  1. Groups リストから、送信したいグループを選択します。
  2. "To Secondaries (1 group)" をクリックします。
    下図の様な Panel Selection ダイアログボックスが表示されます。
    Panel Selection
  3. 送信先を選択し、"Send" ボタンをクリックします。
    "Select All" ボタンをクリックすると、 すべての2次局・3次局コントロールパネルが送信先として選択されます。

送信先として BZR-IF310 を選択すると、これに接続されているすべての 3次局コントロールパネル/UMD が送信先となります。
3次局個々へ送信することはできません。



Phantom Configuration



ファントムの設定。

ローカルファントム、グローバルファントム、サルボの作成、 編集、削除が可能です。
1次局からの読み込み、または1次局への送り込み、 新規作成によるファントムを編集できます。

Group Class
新規作成するPhantom Groupのクラスを設定。
Local, Global, Salvo を選択できる。

Type、Number、Description
新規作成する Phantom Group の端子名称(Type + Number 形式)と Description を設定できます。

Destination Icon(チェックボックス)
Phantom Crosspoint のグラフィック表示モードで、 アイコンの表示/非表示の指定が可能です。

Global Phantom
Unused
Global Phantom の空きクロスポイント(登録可能)数が表示されます。
No.
Global Phantom の通し番号を表示します。
(Global Phantom の選択時のみ)

Phantom Crosspoint Selection
Source/Destination/Level
設定したい端子名称、Level を選択します。

Add ボタン
上記で選択した項目を Phantom Crosspoint リストへ追加します。

Modify ボタン
Phantom Crosspoint を変更出来ます。

Nomal/Global/DST+ の選択と Offset
Nomal
通常の Phantom Crosspoint です。

Global
Global Phantom として Phantom Crosspoint リストへ追加します。

Global No で Global Phantom 番号を選択します。
Global No は、Global Phantom が選択されている場合のみ操作可能です。

Group Class が Global Phantom の場合は操作出来ません。

DST+ と Offset
Destination Offset 型 Local Phantom として Phantom Crosspoint リストへ追加します。

DST+ を選択した場合、Offset 値を設定出来ます。
但し、Global Class が Global Phantom の場合は操作出来ません。

Original
対応する Destination が持っている元の状態に Level を戻します。
Destination Offset 型、Global Phantom 指定時は操作出来ません。

グローバルファントム受信:
グローバルファントムを1次局から読み込む。

グローバルファントム送信:
グローバルファントムを1次局へ送る。

新規作成:
ファントムグループを設定、編集する。

コピー:
ファントムグループをコピーする。

削除:
ファントムグループを削除する。

Phatom Take:
選択されたファントムグループの実行。

テスト:
設定したファントムグループの確認画面を表示。

スナップショット:
クロスポイントステータスをファントムグループ:サルボへ取りこむ。

Send Local Phantom to Panel:
Control Panel へ Local Phantom を送信する。

表示モード:
クロスポイントのリスト/グラフィック表示切り換え。

背景選択:
クロスポイントアイコンの背景を選択。

プレビュー表示:
クロスポイントアイコンを別ウインドウで表示。

リロード:
設定の再読み込み。

終了:
処理の終了。


Inhibit Table Configuration



クロスポイントの Inhibit 設定。

マウスカーソルを Drag して長方形の領域を指定し、ボタン操作または マウスの右クリックにより、指定した領域の Inhibit を ON/OFF できます。

Inhibit データ受信:
Inhibit データを1次局から読み込む。

Inhibit データ送信:
Inhibit データを1次局へ送る。

Inhibit 設定:
選択されたクロスポイントの Inhibit を設定。

拡大表示:
マトリクスビューの領域を拡大表示。

縮小表示:
マトリクスビューの領域を縮小表示。

リロード:
設定の再読み込み。

終了:
処理の終了。


Physical Assignment Configuration



レベルまたは名称を、ルーティングスイッチャーの物理的な入出力に割り当てます。

ソースおよびディスティネーションの仮想名称と仮想レベルに 物理端子番号と物理レベルを割り当てます。

Physical Assignment データ受信:
設定データを1次局から読み込む。

Physical Assignment データ送信:
設定データを1次局へ送る。

スワップ:
設定データを、選択した二箇所の領域で交換する。

ペースト:
選択した領域の設定データをコピーする。

削除:
選択した領域で設定データを削除する。

拡大表示:
マトリクスビューの領域を拡大表示。

縮小表示:
マトリクスビューの領域を縮小表示。

リロード:
設定の再読み込み。

終了:
処理の終了。

Display Level:
表示レベルの選択。


Source Assignment Configuration



ソースの割り当て。

レベル1を基準として、他のレベルのソースを割り当てます。

Source Assignment データ受信:
設定データを1次局から読み込む。

Source Assignment データ送信:
設定データを1次局へ送る。

リロード:
設定の再読み込み。

終了:
処理の終了。


Tie Line Configuration



タイラインの設定。

ソースとディスティネーション間のタイラインパスの設定が可能です。
最大 16 個のパスを設定することが出来ます。

設定する Path 番号を選択します。
画面左側の Path リストから、設定する Path 番号を選択します。
Source/Route/Source 各 Group を設定します。
各 Group 内の各端子名称を選択します。
画面右側の Source/Source/Level リストから、 Drag & Drop で各項目に設定することも出来ます。

Tie Line データ受信:
設定データを1次局から読み込む。

Tie Line データ送信:
設定データを1次局へ送る。

削除:
選択した端子名称を削除。

リロード:
設定の再読み込み。

終了:
処理の終了。