S-BUS デバイスの設定画面(グラフィックモード)
ルーティングスイッチャーシステムの S-BUS に接続されている機器の設定を行います。
この操作窓では、システムへの機器の追加、削除および各機器の Properties の設定、
ポーリングの ON/OFF などが操作可能です。
グラフィックモードの場合、一覧表示(左側窓)の機器をドラッグして右側の窓へ
ドロップする事により、機器を追加できます。
リストモードでは、所望の S-BUS ID へ直接ドロップしたり、
リスト上でドラッグ&ドロップすることによって ID を移動させることができます。
グラフィックモードとリストモードの切り換えは、
ツールバー左端のボタンをクリックすることにより行います。
右側の窓に表示された機器は、機器のアイコンを、右クリックすることにより、
ポップアップメニューが表示され Properties, Polling の ON/OFF 等の設定が可能です。
-例- [1次局のBKPF-R70Aのアイコンを右クリックする]
ポップアップメニューが表示されるので、"Properties..."
にカーソルを合わせて左クリックすると、
デバイスの設定画面(下図)が表示されます。
必要に応じて、項目を編集してください。
なお、デバイスにより設定項目に違いがあります。
デバイスに固有の設定は、"4-3.
デバイスの設定" を参照して下さい。
- ※
Windows NT と Windows 2000 での制限事項
- S-BUS 接続の場合、
最低 32 局以上の2次局に対して
ポーリングをオンにする必要があります。
2次局の登録が 32 局以下の場合、適当な ID のポーリングをいくつか ON
にして、ポ−リング ID 数の合計を最低 32 以上にしてください。
左側ウインドウの "Layer" タブを表示させ、
そこに表示されるデバイス名をクリックして選択すると、
1次局とその直下の2次局から成る S-BUS システム上位層と、BZR-IF310
の様な S-BUS 拡張装置とその直下のデバイスから成る S-BUS システム下位層とを、
右側ウインドウ上で切り換えて表示させることができます。
ボタンアイコン一覧
表示モード:
- グラフィックモード/リストモードの表示モード切り換え。
デバイスチェック (ALL):
- 1次局直下の全2次局の自動検出、電源断チェック。
デバイスチェック:
- 指定デバイスの自動検出、電源断チェック。
この機能は、S-BUS接続時のみ有効です。
ポーリングテーブル受信:
- ポーリングテーブルを1次局から読み込む。
ポーリングテーブル送信:
- ポーリングテーブルを1次局へ送る。
設定データ受信(ALL):
- 設定データを全デバイスから読み込む。
設定データ送信(ALL):
- 設定データを全デバイスへ送る。
設定データ受信:
- 設定データを指定のデバイスから読み込む。
設定データ送信:
- 設定データを指定のデバイスへ送る。
ロケーション設定:
- 機器の物理的配置(マトリクス)を設定。
このボタンをクリックすると下記のウインドウが表示され、
デバイスの物理的な配置を設定することができます。
プロパティ:
- 選択した機器の属性を編集。
削除:
- 選択した機器をS-BUS接続から削除する。
リロード:
- 設定の再読み込み。
終了:
- 処理の終了。
- Routing Switcher Location Setup ウインドウ (ロケーション設定)
- デバイスのアイコンをドラッグ&ドロップする事により、
ルーティングスイッチャーをマトリクス上の任意の位置に配置できます。
また右クリックによるカット&ペーストも可能です。
デバイスのロケーション設定画面
ボタンアイコン一覧
ロケーションデータ受信:
- ロケーションデータを全ルーティングスイッチャーから読み込む。
ロケーションデータ送信:
- ロケーションデータを全ルーティングスイッチャーへ送る。
拡大表示:
- マトリクスビューの領域を拡大表示。
縮小表示:
- マトリクスビューの領域を縮小表示。
リロード:
- 設定の再読み込み。
終了:
- 処理の終了。
- Display Level:
- 表示するレベルの指定。