第4章 操作方法
4-3. デバイスの設定

4-3-21. BKS-R3240A/R3242A/R3248A

一部の設定項目は、 "4-3-1. 全デバイス共通設定項目"、および "4-3-15. コントロールパネル共通設定項目" に含まれますので、 そちらもご覧ください。

なお、ファームウエアは V1.03 以降を使用して下さい。

BKS-R3248A

BKS-R3240A と BKS-R3242A は 16 個、BKS-R3248A は 64 個のボタンを設定できます。
その他の機能は、3 機種で全く同じです。
各設定項目は、"Panel" など 6 つのタブに分割されています。

Panel タブ

Mode:
コントロールパネルの親子設定を選択します。
Stand Alone(単体)、Mother(親機)の選択ができます。
Daughter(子機)には設定できません。
Block:
親子のブロック番号を選択します。 Mother 選択時のみ操作可能です。

Entry:
操作モードを選択します。
Button per Source:
Source と Destination をボタンで直接指定して切り換える。
Type + Number:
Source と Destination をタイプと番号で指定し、TAKE 操作で切り換える。
Keypad:
ボタンに割り当てられた文字や数字で Description 名称を指定し、TAKE 操作で切り換える。
Direct Select:
ボタンに割り当てられた数字で端子番号を指定し、TAKE 操作で切り換える。

Destination:
直上のチェックボックスを ON にすることにより、設定が可能になります。
"4-3-14. コントロールパネル共通設定項目" を参照してください。

Function タブ

Scroll Mode:
コントロールパネル操作におけるレベル表示のスクロールの深さ(段数)を選択します。

Level Mode:
TAKE 時の、Level 変更操作のモードを選択します。
Single:
択一モード。
Multiple:
複数選択モード。

Chop Rate:
コントロールパネル上で選択する Chop Rate の3つの選択肢 Fast/Medium/Slow それぞれについて、速さを設定します。
単位は「フレーム」です。

Display タブ

Display Mode:
コントロールパネルのボタンにクロスポイントステータスを点灯表示するか、 押したボタンを点灯させるかを選択します。
Status:
ステータスを点灯。
Prompt:
押したボタンを点灯。

Status, Preset:
コントロールパネル上の各表示器への表示形式を、次の7種類から選択します。
  • Type + Number
  • Description
  • 4 Char. DVS
  • 4 Char. Description
  • 4 Char. Router
  • Direct
  • Level

Illumination Level:
ボタンの明るさを、8段階で調節します。

Protect タブ

Protect Mode:
プロテクトを無視するか否かと、プロテクトを解除できるか否かを選択します。
Normal:
無視しない。解除もできない。
On Air:
無視する。解除はできない。
Flexible:
無視しない。解除はできる。
Flex OA:
無視する。解除もできる。

Phantom Protect:
プロテクトされている Destination に対するファントムの振る舞いを選択します。
Partial:
プロテクトがかかっていないファントムのみを切り換える。
Full:
ファントムの切り換えの中にプロテクトが ON の切り換えが含まれる場合、 全ての切り換えを行わない。
Button Link:
プロテクトボタンが ON の場合、全てのファントム切り換えを行わない。

Linkage タブ

Serial Port:
背面の REMOTE 2 端子で使用するプロトコルを選択します。

Monitor Destination:
ここへ設定した Destination に連動させて、Panel タブの "Destination:" に設定されている Destination に対応する Source を自動選択します。

Monitor Source Offset:
Monitor Destination に接続されている Source 番号に対する、自動選択させる Source 番号へのオフセット量を、0〜1023 の範囲で指定します。
ゼロの場合、"Monitor Destination:" と "Destination:" とは常に同じ Source が選択されます。

Tally タブ

Tally Groups:
スイッチャー・タリーと連携させるためのタリーグループを選択します。
BKDS-7700 と連携する場合は、Group 1, 2, 3, 4 のみが有効です。

Tally Send:
背面のタリー端子で受けたタリー信号を、 どのグループへ出力するかを設定します。


BKS-R3240A/R3242A/R3248A では、 ボタン毎に端子名称表示ボックスを2つ持ち、上段が Source 用、 下段が Destination 用となっています。

BKS-R324x Button

S / T:
"Speed Entry" か "Immediate Take" かを選択します。

Enabled:
コントロールパネル上での、ボタン設定操作の可否を指定します。