第3章 起動と終了
3-1. 起動方法

エクスプローラまたはスタートメニューなどから、"BZR-2000" のアイコンをダブルクリックしてください。
以下のロゴを表示した後、メインウインドウが表示されます。


"Password Setup" でユーザを登録してある場合は、Logon ダイアログが表示されます。

Logon Dialog Box

User Name と Password を入力して、"Accept" ボタンをクリックすると、 メインウインドウが表示されます。

3-2. 初期設定

インストール後、初めての BZR−2000 の実行時、 Setup(セットアップ) ダイアログボックスと呼ばれる画面が表示されます。

この時、ソフトウェアの動作環境を設定する必要があります。

Setup ダイアログボックス
Setup ダイアログボックス画面

BZR-2000 の動作環境や、Routing Switcher System の構成等を設定してください。
各設定項目の内容については、"4-1. Setup ダイアログボックス" を参照してください。

3-3. 終了方法

終了

下記のどの方法でも "BZR-2000" を終了できます。

  1. メインウインドウのメニューバーから "BZR-2000" をクリックし、 プルダウンメニューから "Exit" をクリックする。
  2. メインウインドウの左上にあるアイコンをダブルクリックする。
  3. メインウインドウの右上にある [X] をクリックする

BZR-2000 の終了時に以下の Save ダイアログが表示されます。

Save ダイアログ

"Save" ボタン:
設定データをカレントデータベースに保存した後、BZR-2000 を終了します。
"Save as" ボタン:
設定データを指定のデータベースに保存した後、BZR-2000 を終了します。
"No Save" ボタン:
設定データを保存せずに、BZR-2000 を終了します。
"Cancel" ボタン:
BZR-2000 の終了をキャンセルします。(操作を続行する)

3-4. BZR-2000での作業手順

BZR-2000 を使用して、ルーティング・スイッチャー・システムの 設定を行う為の手順を説明します。

BZR-2000 を使用して、各種設定を効率良く進める為には、 構築するルーティング・スイッチャー・システムの各デバイスの接続および構成、 S-BUS プロトコル、映像/音声信号の入出力マトリクスについての知識が必要です。
これらの項目についての情報は、それぞれ関連マニュアルを参照してください。
特に、"INSTALLATION MANUAL FOR SYSTEM SETUP" の参照をお勧め致します。

  1. すべての入/出力信号を特定し、16 種類のソース/ディスティネーションに分別する。

  2. 入/出力それぞれの仮想端子番号に「タイプ+番号」名称を割り当てる。
    (仮想端子番号は、ソースとディスティネーションにそれぞれ 1 から最大 1024 まであります)

  3. 必要に応じて、仮想端子番号に、第2の名称「ディスクリプション名称」を付ける。

  4. 必要に応じて、仮想端子番号に物理端子番号を割り当てる。

  5. 必要に応じて、ファントムを設定する。

  6. アクティブにするリモートコントロールユニットを決める。

  7. 特定の出力に対して、どの入力を利用不可にするか決める。

  8. 必要に応じて、タイラインを設定する。

  9. S-BUSデータリンク上のリモートコントロールユニットの設定をする。

  10. 必要に応じて、設定データをデータベースへ保存する。