第4章 操作方法
4-3. デバイスの設定

4-3-18. BKS-R1607/R1608/R3209/R3210

一部の設定項目は、 "4-3-1. 全デバイス共通設定項目"、および "4-3-15. コントロールパネル共通設定項目" に含まれますので、 そちらもご覧ください。

なお、ファームウエアは V2.03 以降を使用して下さい。

BKS-R1607

BKS-R1607、BKS-R1608、および BKS-R3209 では、BKS-R1607 のみに存在する一部の項目を除いて、BZR-2000 における設定項目は同じです。
BKS-R1607、BKS-R1608、BKS-R3210 (Direct Select モード) は 16 個、BKS-R3209 は 32 個のボタンを設定できます。

Panel Mode:
コントロールパネルの親子設定を選択します。
Stand Alone(単体)、Mother(親機)、Daughter(子機)の選択ができます。
Block は親子のブロック番号を選択します。 Mother 選択時のみ操作可能です。
Daughter 選択時は、所属するブロックの番号が表示されます。

Mother ID は自局の Mother の ID を設定します。 Daughter 選択時のみ操作可能です。

Display Mode:
コントロールパネルのボタンにクロスポイントステータスを点灯表示するか、 押したボタンを点灯させるかを選択します。
Status:
ステータスを点灯。
Prompt:
押したボタンを点灯。

Protect Mode:
プロテクトを無視するか否かを選択します。
Normal:
無視しない。
On Air:
無視する。

Phantom Protect:
プロテクトされている Destination に対するファントムの振る舞いを選択します。
Partial:
プロテクトがかかっていないファントムのみを切り換える。
Full:
ファントムの切り換えの中にプロテクトが ON の切り換えが含まれる場合、 全ての切り換えを行わない。
Button Link:
プロテクトボタンが ON の場合、全てのファントム切り換えを行わない。

Route Change:
Route Change 機能の可否を指定します。
Enable(チェックあり):
Route Change 機能は有効。
Disable(チェックなし):
Route Change 機能は無効。

Destination Assignment: (BKS-R1607 のみ)
コントロールパネル上での、Destination の変更操作の可否を指定します。
Enable(チェックあり):
Destination の変更操作を許可する。
Disable(チェックなし):
Destination の変更操作を禁止する。

Description Name: (BKS-R1607 のみ)
16 文字の Description Name を4桁の表示器に表示する際の短縮規則を選択します。
2+2 Char:
先頭の2文字と最後の2文字を連結して表示する。
4 Char:
先頭から4文字を表示する。

BKS-R3210 には、2種類の操作モードがあります。

BKS-R3210 Direct Select mode

Panel Layout: (BKS-R3210 のみ)
操作モードを選択します。
Type + Number:
Source と Destination をタイプと番号で指定し、TAKE 操作で切り換える。
Direct Select:
Source と Destination をボタンで直接指定して切り換える。

Level Mode: (BKS-R3210 のみ)
TAKE 時の、Level 変更操作のモードを選択します。
Single:
択一モード。
Multiple:
複数選択モード。

BKS-R3210 の Type + Number モードではボタンの設定の代わりに、 下図の様にボタンに割り当てられている Type 名称を表示します。

BKS-R3210 Type + Number mode

0-F/G-V: (BKS-R3210:Type + Number モード時のみ)
Panel Layout が Type + Number モードの時、Type 名称の前半 16 個、 後半 16 個の表示を切り換えます。